ライターになるには資格は必要?持っておくと有利なおすすめ資格4選

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あなたはライターというお仕事を知っていますか?

ライターとは記事を書くお仕事で、働き方は様々あります。
企業に就職する他に、フリーランスや在宅ワーク、副業として稼ぐなど自由に選ぶことができるのです。


そんなライターは、副業レベルで手軽にお仕事を始めやすい!ということで、スキマ時間に稼ぎたいという子育て中のママや主婦たちが、未経験から始めるケースが増えてきています。

しかし、未経験からライターになるためには、どうしたらいいのでしょうか?資格は必要なのでしょうか?

実は、ライターになるために必須な資格というものはありません。
スキルさえ持っていれば、誰でもライターになることが可能です。

しかし、資格を持っていることで有利になることは多々あります。

この記事では、ライターになるために持っておくと有利になる資格についてご紹介していきます。

「ライターに興味はあるけど、自分に向いているかわからない…。」
「ライターになるための基礎知識を身に付けたい…。」
「とりあえずライターとしての実績を積みたい…。」

など、何か始めてみたいと思ったあなたへ
まず第一歩としてどんな資格があるのかお伝えしていきます!

ライターになるために資格は必要なのか?

冒頭でお伝えした通り、結論から言うと、特定の資格を取得しなければライターになれない!ということはありません。

逆に言えば、誰でも今日から「私はライターです」と名乗ることができます。

しかし誰でもなれる分、クライアントから選ばれたり、就職や転職を成功させるためには、スキルや実績を持っていることがかなり重要になってきます。

そんなときに、有利になる方法の一つとして資格取得があります。

資格取得のメリット・デメリットとは?

では、具体的に、資格を取得することでどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

メリット

① スキルの証明となり、信頼度が上がる

もしあなたが今日から「私はライターです。」と名乗ったとしても、実績がなければ、仕事を獲得することは難しいでしょう。

たとえ高いスキルを持っていたとしても、それを証明することはなかなか難しいことです。

そんなときに、資格を持っていれば、スキルを客観的に証明することができます。

クライアントからの信頼度はグッと上がり、仕事を獲得する上でかなり有利になるでしょう。また、就職や転職でも、書類や面接の際にアピールすることで、評価されやすくなります。

② スキルアップにつながる

資格取得のための勉強をすることは、ライティングスキルの向上に直結します。

未経験のライターにとっては、ライティングの基礎知識やスキルを身につけることができる良い機会になるでしょう。

また、未経験ライターにとって重要となる実績作りにもつながるため、一石二鳥ですよね!

経験者のライターにとっても、さらに幅広い知識を身につけたり、スキルアップするためにはかなり役に立つでしょう。

デメリット

①時間とお金がかかる

資格取得のためには、勉強するための時間を確保しなければなりません。
資格検定の受検料や教材の購入費などにお金もかかります。

資格取得は、ライターとしてスキルアップするための一つの手段になります。

自己投資のために時間とお金を費やすことは、自分が成長できるという面で大きなメリットが見込めるでしょう。

しかし、資格取得を手段ではなく、ゴールに設定してしまうと、メリットよりもデメリットの方が優る危険性が高まります。

なぜなら資格を取得した段階で目標が達成されてしまうため、それだけで満足してしまい、その先に進めないからです。

自分の最終的なゴールを明確にし、それを達成するための手段として資格取得があるというように考えると良いでしょう。

②必ず仕事が獲得できる保証はない

資格を持っていると、仕事を獲得したり、就職・転職する上で有利に働くことは事実です。

しかし、勘違いしないでほしいのは、資格を持っていれば必ずしも仕事が獲得できる、就職できるといった保証はないということです。

実際には、資格よりも自分の持っているライティングスキルの高さや実績のほうが重要です。

なので、資格を持っている=仕事が獲得できるというわけではないことを理解した上で、資格取得にチャレンジしてみるのが良いでしょう。

ライターに有利な資格4選

メリット・デメリットをふまえて、持っておくと有利になるライターの資格をご紹介します!

Webライティング能力検定

①概要

Webライティング能力検定は、一般社団法人日本Webライティング協会®︎により、2012年から開始した検定です。

Webライティングに関する正確な情報やノウハウを理解し、効果的かつSEOに有利な文章作成技術を習得しているかどうかを問う試験になります。

検定級は1~3級があり、点数に応じて、級を取得できます。

②開催日時・会場

年に2回、全国会場にて開催されています。

③試験内容

受検課目は、以下の6つで構成されています。

⑴国語(12点)
⑵ウェブライティング(12点)
⑶コピーライティング、メールライティング(16点)
⑷SEO(16点)
⑸倫理・法律、炎上対策(16点)
⑹Webライティングに関するミニ論文(16点)

⑴~⑸は4択問題。⑹は200~300文字の記述式。

④特典

受検特典として、合格証、資格取得者名簿への記載、テキスト、Webライティングが2ランクUPする問題集、協会主催セミナーへの無料または割引参加などがあります。

特に1級取得者は、アフェリエイト報酬が2倍になる、当協会から優先的に仕事が入るなどのメリットがあります。

⑤費用

受検費用は、13,500円(税込)かかり、資格期限が2年のため更新費用に12,000円かかります。

WEBライティング技能検定

①概要

Webライティング技能検定は、一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会®︎により、2015年に開始した検定です。

この検定は、WEBライティング技能検定講座を購入した方のみ受検することができます。

WEBライティング技術検定講座は、クラウドソーシングで働くために必要なビジネスマナーや基礎知識、文章作成技術などを身につける講座になります。

②開催日時・会場

検定は月1回実施されており、自宅で受けることができます。

③試験内容

基礎編として4択問題が50問。実践編として200~400文字程度のライティングが4問出題されます。

基礎編では、主に社会人としてのマナーやクラウドソーシングという働き方への理解があるかどうか。

実践編では、クラウドソーシングを介して行うライティング全般に対して、十分にライティング能力があるかが問われます。

④受験特典

合格すると、「WEBライティング実務士」に認定され、様々なクラウドソーシング会社にて合格者特典が受けられます。

例えば、収入がアップ、より良い案件の紹介、ポイントの付与などがあります。

⑤費用

WEBライティング技能検定講座の受講に32,000円、本試験料6,000円
合格証・認定カード・WEBライティング実務IDの発行料3,000円がかかります。

Webリテラシー試験

①概要

Webリテラシー試験は、株式会社ワークスコーポレーションが運営を行うWeb検定の一つです。

Webに関わる仕事を構成するデザイナー、ディレクター、プロデューサーという主要3職種の最重要知識を集めて「Webリテラシー」と定義し、仕事を行う上で標準知識を備えているかを問う資格試験です。

②開催日時・会場

年末年始を除く毎日、全国約200会場のJ-Testingテストセンターで受験できます。

③試験内容

「ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック1 Webリテラシー第3版」から出題されます。
合格得点率は70%以上です。

資格期限は2年で、資格継続試験を受験することで継続することができます。

④受験特典

プロデューサーとディレクター、ディレクターとデザイナーなど異なる職種間で、目的の理解度の差や知識背景の違いが原因で、うまくコミュニケーションが取れないことがあります。

そこでWebリテラシーを身につけることで、プロジェクトをスムーズに行えるようになるでしょう。

⑤費用

受検費用は、決済手数料、合格証発行、資格登録料込みで10,800円かかります。

ビジネス著作権検定

①概要

ビジネス著作権検定は、サーティファイ著作権検定委員会により、2004年に開始した、著作権に特化した国内唯一の資格検定試験です。

ビジネス実務、日常生活において必要とされる著作権に関する知識および関連する知識について、その基礎的な理解、具体的な裁判例やビジネス実務における慣例を基準とする事例判断での応用力を測定するための検定です。

検定級はBasic、初級、上級の3つがあり、それぞれ試験内容が異なります。
個人で受けられる試験と、企業や学校で受けられる団体試験があり、Basicは団体試験のみです。

②開催日時・会場

個人試験については、初級は年3回(2月、6月、11月)上級は年2回(6月、11月)、全国10都市の会場にて開催されています。

③試験内容

それぞれの試験内容は、以下のとおりです。

・Basic:50分、25問、○×式、多肢選択式問題(団体受験のみ)
日常生活において必要とされる、著作権に関する基礎的な知識が問われます。

・初級:60分、30問、多肢選択式問題
・上級:90分、40問、多肢選択式問題

④受験特典

上級合格者は、知的財産管理技能検定2級の受験資格が得られます。
また、上級合格後1年以上の実務経験者は知的財産管理技能検定1級(学科試験)の受験資格が得られます。

⑤費用

受検費用は、Basic4,100円、初級5,000円、上級7,800円かかり、認定証明書は1通1,000円かかります。

その他の専門的な資格

持っておくと有利なライターの資格をご紹介しましたが、その他にも記事内容に関する専門的な資格を持っていると有利な場合があります。

例えば、近年、お金、不動産、医療に関する記事の需要が高まっています。

これらの情報を正しく伝えるためには、専門的な知識が必要になってくるでしょう。

そこで、内容に直結する資格、例えばファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士、医師や看護師などの資格を持っていると、仕事が獲得しやすくなります。

また記事単価も上がりやすくなるでしょう。

まとめ

ライターの資格についてご理解いただけましたか?

繰り返しになりますが、ライターになるために必須な資格というものはありませんが、資格を持っていること仕事が獲得しやすくなったり、就職・転職で有利に働きます。

ライターに有利な資格をご紹介しましたが、自分が学びたい内容によって、どの資格を取るか決めると良いでしょう!

さらにはライターは知識量が多いほど様々なジャンルの記事を書けるようになったり、深掘りした内容が書けるようになります。

そのため、ライターの資格だけでなく、様々な専門的な資格を持っていることで、役立つこともありますよ。

どんな資格にも言えることですが、資格取得にはメリット・デメリットがあります。

資格を取得する目的を履き違えてしまうと、デメリットが大きくなりますが、きちんとした目標があり、その達成手段として資格の勉強をすると、何倍もスキルアップすることができるでしょう。

また、スキルの証明になるため、今後仕事を獲得する上で大きな武器となります!

ライターとしての一歩を踏み出したあなた。是非資格取得にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

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『この記事は私が書きました!』阿部真子 WEBデザイナー

ライターカレッジで、約1ヶ月間ライティングを学びました。初めは1000字書くのですら一苦労でしたが、受講後にはこのような5000字の文章が書けるようになりました。ライティングの難しさ、そして楽しさを感じながら、日々勉強中です!