
この記事を読んでくださっているあなたは、
ライティングについて、このように思っているのではないでしょうか?
「ライターになるためには、文才が必要なんじゃないか。」
「WEBライターって誰でもできるものじゃなさそうだし、自分には敷居が高そう。」
「ライティングのスキルを身に付けたいけど、何から手をつけたらいいかわからない!」
私も最初はライターに対して、このようなイメージを持っていたので気持ちはとてもわかります。。。
ですが、そんなことは決してありません。
書けば、できるようになります!
とはいうものの、どうやって書き始めたらいいかわからない、書いてみたものの納得のできる文章が書けない・・・という悩みも出てくることでしょう。
私自身も、ライター初心者の頃は書くのに時間がかかってしまう悩みがありました。
そうした悩みは、ライティング講座で教えてもらってから解決したのですが、最初は悪戦苦闘し、ひたすら文章と格闘していたものです。
しかし、1人で悩んでも、解決することはありません。
では、どうするか・・・?
一番いいのはプロのライターに教えてもらうことですが、
それが難しければライティングのハウツー本を参考にしてみましょう。
本を読むことでも、見出しや構成のしかた、タイトルのつけかたなども学ぶことができます。
私は講座でライティングを勉強してライターデビューをしたのですが、それまでは、本を買って学習していたことがあります。
「じゃあ、何を選んだらいいの?」ってなりますよね。
ライティングの本は、本当にたくさんあって、選ぶのに迷ってしまいます。
今回は、私の経験やライター仲間の口コミから、初めての方が無理なくステップアップできるような、オススメの本を選んでみました。
本は紙媒体のものもたくさんあるのですが、最近は電子書籍はもちろん、スマホやタブレット端末にダウンロードして読めるものも多く、電車の移動中や、会社の昼休みなどのスキマ時間にも、手軽に読書できてしまいます。
紙媒体の書籍がいい、かさばらないから電子版がいい、と、好きな方法で手軽に学べるようになってきていて、本当に便利な時代ですね!
Contents
早速ですが、書いてみましょう。
書いてみると、何がつまづきやすい部分で何を強化したら良いかがだんだん見えてきます。
以下の手順を参考にして頂けると良いかと思います。
- 初めての人はまず、基本の記事の書き方を身につけることをおススメします。
- そして、少し慣れてきた人は、SEO対策(後ほど説明します)に重点を置いた書き方を身につける書き方を身につけると、よりこなれた文章表現ができるようになります。
- そして、書くことになれた人は・・・「コピーライティング」を学んぶことで、読者をひきつける書き方ができるようになります。
こういった具合です。
では早速、初めての人が基本の記事の書き方を身につけながら書ける、便利な本をご紹介していきます。
初めての人向け・・・オススメ 6選
初心者、つまりこれから書こうとしている初めての人向けの本を6冊ご紹介します。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
(インプレス 唐木 元 著)
「書けないカギは書く前にあり」毎月3000本以上の記事を配信し続けるカルチャーニュース サイト「ナタリー」で実践されている文章の書き方を一般向けに解説しする初めての本です。
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文章の具体的な改善ポイントも紹介してくれているので、企画書や報告書、ブログ等のSNSなど、あらゆる文章を書くのに役立ちます。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
(講談社 古賀史健 著)
どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのでしょうか?
Amazon.com
この授業のスタート地点はそこにあります。
この授業(本)では、現役のライターである著者が、現場で15年かけて蓄積した「話し言葉」から「書き言葉」へのノウハウと考え方を伝えてくれます。
記者ハンドブック 第13版新聞用字用語集
(一般社団法人共同通信社)
これって漢字?ひらがな?送り仮名はどうするの?同音異義語はどう使い分けるの?といった疑問を解消するのに役立ちます。
ライティングをするなら一冊は持っておきたい「辞書」的な本です。
いますぐはじめるWeb文章の書き方入門教室
(技術評論社 志鎌 真奈美 著)
ライティング・・・特にwebライティングを学ぼうとしているのであれば「web」とタイトルについているものを選びましょう。
ライティングと一言で言いますが、書くものによってその方法は違います。新聞や雑誌、論文などとの違いは、webのライティング法は、結論から書き始める、ということです。
この本では、webライティング独自の書き方を、しっかり学べます。
実は私も、この本で学習した一人です。
無理なく学べて、文章力も身につくので、オススメです。
「うまく」「はやく」書ける文章術
(日本実業出版社 山口拓朗 著)
基礎から情報収集の仕方まで、ライターに役立つ情報が満載です。
ライターを始めるなら、まず読んでおきたい本の一つです。
ライティング初心者のお悩みあるあるなのですが、よくリサーチせず書き始めてしまい、途中で書けなくなってしまうという、残念なケースがあります。
この本では「書く前の準備」にもスポットを当てて、情報収集するにはどうしたら良いかをしっかり解説してくれています。
もちろん、基本的な書き方も紹介されていますので、安心して書き始められます。
どう書いたらいいの?!がなくなるweb文書の書き方
(ごきげんビジネス出版 下良果林 著)
この本は、基礎だけでなく、具体的な応用方法も知りたい方にオススメです。
タイトルの付け方、本文の書き方といった基礎を紹介しています。
そんな基礎に留まらず、ブログ・メルマガ・SNSなどでの実践方法がふんだんに盛り込まれています。
各章の最後にはまとめが書かれていて、読みやすいです。
実はライターの仕事には「通販サイトでの商品紹介文作成」というお仕事もあるのですが、この本はその作成方法も充実しているので本当に助かる一冊です。
少し慣れてきた人向け・・・オススメ4選
ある程度書けるようになってきたら、次のステップに進むために、ぜひ手に取ってほしい本がありま
す。
というか、最初から意識して書かなければならないきめごとがいくつかあります。
その一つが「SEO対策」です。
SEOとは、ネット検索したときに、上位に表示されるようにする操作のことをいいます。
検索したとき上位に表示されれば、クリックされる確率も上がりますし、企業の場合は集客力や収益に響いてきます。
ここでは、こうした対策も含めた書き方のテクニックをご紹介していきます。
沈黙のwebライティング-webマーケッター ボーンの激闘-〈SEOのためのライティング教本〉
(エムディエヌコーポレーション 松尾 茂起 著)
本というか・・・漫画です。
webライティングで成果を上げるための文章の書き方について書かれた実用入門書です。
なんと、物語方式でSEOに強いライティングの方法を解説していて、臨場感あふれる展開が人 気の本です。
ちなみに、webでも無料で公開されていますが、膨大な量なので、書籍で買って読んだほうが良 いかと思います。
SEOに強いwebライティング売れる書き方の成功法則64
(ソーテック社 ふくだたみこ 著)
googleやyahooといった検索エンジンから評価される文章の良い例と、そうでない例が具体的に例文で表示されており、すぐ参考にして実践できます。SEOに強いwebライティングを身につ けたいライター必見の一冊です。
SEO対策のためのwebライティング実践講座
(技術評論社 鈴木良治 著)
SEO対策のためのwebライティングの本です。
キーワード選定や、ターゲット選定、検索エンジンから検索される文章のリライト(再び書き起こしすること)術など、SEOに強い記事を作る実践的なテクニックがふんだんに盛り込まれていま す。初心者でも読みやすく、SEOを学ぶにはぴったりの一冊です。
入門SEOに効くwebライティング
(SBクリエイティブ 宮嵜幸志 著)
この本は、SEOの基礎識から、検索エンジンに評価されるコンテンツの作り方など、SEOに特 化したコンテンツ作り、ライティングについて解説しています。
検索エンジンに強いSEOライティングを学びたい!という方必読の一冊です。
さらにプロをめざす人へ・・・商業ライティングへの道オススメ4選
さらにその上を目指すなら、セールスライティング、いわゆる商業ライティングやコピーライティングと呼ばれる分野に挑戦すると、ライティング力はますます磨かれるでしょう。
なぜ商業ライティングがオススメなのでしょうか。
特徴は、まず最初に目を引く文章、いわゆる「キャッチコピー」を書くことです。
一目でぱっと目を引くキャッチコピーは、その商品の訴求力、つまり買おう、という購買意欲をかきたててくれます。
webライティングをサイトにアップする際、そんなぱっと目を引くタイトルをつけたら、その記事はたくさんの人に読んでもらえることになりますよね。
こうしたライティング技術は、身につければライティング力も格段にアップします。
せっかくライティングに触れる機会に恵まれたのですから、セールスライティングの世界も少し覗いてみませんか。
ここでは、そんなセールスライティングに役立つ本をご紹介します。
10倍売れるwebコピーライティング
(技術評論社 バズ部 著)
webサイトの集客性、収益性を伸ばすために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
ランディングページ(縦に長いwebページ)を作ったけど、売り上げが伸び悩んでいる、セールス ページを作りたいけどどうやったら良いのかわからない。
そんな悩みを解決してくれる一冊です。
キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック
(日本実業社出版 川上徹也 著)
「刺さる、つかむ、心に残る」コピーの作り方77のテクニックが身に付くきます。
webの文章は、タイトルに興味を持ってもらえなければまずクリックしてもらえません。
また、クリックしたものの、最初に目に入る文章が今一つの場合、読んでももらえません。
タイトルや導入文でひきつける文章を書くために、知っておきたいテクニック満載です。
「言葉にできる」は武器になる。
(日本経済新聞出版社 梅田 悟司 著)
誰もが知っている数々の宣伝文句を生み出した人気のコピーライターが書いた本です。
「コピーライター」というと、普通の人には思いつかないような奇抜で突飛な文言を、次々と生み 出す、「言葉の魔術師が書いた奇抜な本」というイメージがある人もいるかと思いますが、この本はそういった予想を大きく裏切る内容となっています。
この本の著者は、あくまでも日常的な言葉を組み合わせたものばかりをキャッチコピーにしているので、決して特異なものではないそうです。
そんな著者が普段やっている仕事を形にした本ですが、その仕事術は意外とシンプルです。ですが、そんなシンプルさの中にも生きる姿勢が根本から変わる、骨太の内容となっています。
広告コピーってこう書くんだ!読本
(宣伝会議 谷山 雅計 著)
新潮文庫「Yonda?」や「日テレ営業中」などの名コピーを生み出したコピーライターによる本で す。20年以上実践してきた「発想体質」になるための、31のトレーニング法を紹介しています。
著者の谷山さんいわく、良いアイデアやコピーは発想法を知るよりも、自分の頭を普段から発想 体質にしておく必要があるそうですよ。
まとめ
ここまで、初めて文章を書く人向けの本から、その次の、ちょっと進んだ書き方の本、実践的なセールスライティングの分野の本までを、思い切ってご紹介してみました。
どれも本当によく書かれていて、役に立つものばかりだと思います。
どの著者も、「役に立ってほしい」と願って書かれたことが伝わってくる素晴らしい著書です。
ただ、初めての人向けのおススメ本はわかるけど、やっぱりちょっと難しそう・・・となるかもしれませんね。
そんなあなたはまず、ライターに関しての最新情報をチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。
公式LINEを覗いてみると、ライティングがどんな感じのものか、分かると思います。
ライティングに関する情報が満載で、本当に役に立つこと間違いなしです。
そして今回ご紹介した、基本の本から地道に学習していけば、あっという間に素晴らしい文章を書けるライターになれることは間違いないでしょう。
この本たちが、あなたのお役に立てれば、こんなに嬉しいことはありません。
書くことがこんなに楽しいなんて、って実感してもらえたら幸せです。
ライタースクールの公式サイトはこちらです。
http://writer-college.jp/
講座は2018年の10月初旬に終了したライターです。ライターとしてはまだまだですが、初心者だからこそ常々、お届けする内容は誠実で、なおかつ正確なものでなければならない、と考えていています。今回、ライティングについて興味をもってくださった方へ、少しでもお役に立てる情報をお届けできたらいいなと思い、自分の体験も踏まえ、この記事を書くことにしました。